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2012年12月27日 (木)

建売住宅を購入しようとしている人へ

 一建設株式会社、株式会社飯田産業、株式会社東栄住宅、タクトホーム株式会社、株式会社アーネストワン、アイディホーム株式会社の経営統合が発表されました。もともとグループ会社だったので、それほど驚く話ではありませんが、何かあったのでしょうね。この中の1社の代表にはお会いして話をしたことがあるので、6社がどのような経営をしてきたかはだいたい理解しているつもりです。徹底的なコストダウンをし、土地の仕入れと住宅販売を仲介業者に任せ(仲介業者は2度利益を得る)、3000万円前後の建売住宅を1次取得者向けに大量に販売してきました。この仕組みに無理が来ているのだと私は想像します。もともと建売住宅というのは、土地の値段が上がることを前提に考えられた仕組みです。なぜなら、建物の価値は20年経つと確実に0になるにも関わらず、ローンは35年で組んでいます。20年後に価値が無くなるにも関わらず、ローンを払い続けないといけないのです。今までは、土地の価格が上がっていたので、それを気にしないで済みましたが、今後は土地価格の上昇は基本的には考えられません。(インフレなどは考えないとして)しかも、安定した職業・収入が考えにくい世の中になるので、ローンを払えなくなるリスクは高まります。こういう環境ですと、賢明な方だったら、建売住宅は避けて当然ですよね。すでに住宅が余っている日本において、新しい住宅を建てる必要性があるとも思えませんし。ただ、実は私は建売住宅ばかりの世の中にしたいと思っています。注文住宅ばかりだと街並みがガタガタになるからです。勿論、現状のパワービルダーのつくった街並みが良いとは言えません。植栽もほぼないですし・・・。もっと高いレベルの住宅を建築し、せめて35年間は価値のある住宅をつくり(金融業界にも動いてもらわないといけません)、その土地らしい家や街をつくる建売業者だけが生き残れる時代にきっとなると思います。

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